Linphoneの設定ファイルメモ

公式などには載ってなさそうな設定ファイル内の変数や、気になった設定をメモ。

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[sipセクション]
use_info=1
use_rfc2833=0

SIPセクションでuse_info=1にすると、DTMFをSIP情報で送信できる。NATなどネットワークの関係で、DTMFを後述するRFC2833で送れない場合は、こっちの方がよさそう。use_rfc2833=1にすると、RFC2833で送る。おそらく排他的な処理になるので、片方を1にするならもう片方は0の方がいいかも。アンドロイドのLinphoneなら,どちらもUIから変更できる。Windows版(3.9.1)だと、SIPで送るかどうかだけ変えられる。

[netセクション]
download_bw=8198
upload_bw=8198
adaptive_rate_control=1

なんとなくだけど、download_bwやupload_bwは大きめの値(デフォルトはゼロとか256だった)を設定したほうが通信が安定する気がする。

[videoセクション]
size=vga
automatically_initiate=1

上記に関連して、通信速度が十分早いなら、ビデオのサイズも大きめにした方がビデオ画面が固まることが少ない気がする。ノイズは結構ひどい時もあるけど。automatically_initiateも1の方が、ビデオは安定する気がする。映像データはダウンロードしているのに表示されない、ということが減ったような・・・気がする。あくまで主観的な印象。

linphonec -b XXX

起動時のオプションで-b(その後に指定する設定ファイルの上書き禁止)を付けると、設定ファイル自体にログとかは書かれなくなるけど、その代わりにデフォルトの設定ファイル(~/.linphoercとか)を上書きして使っているっぽい。なので、もともと変な設定がデフォルトの設定ファイルに残っていると正しく動かない、というときがあった。ややこしい。

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